マイストーリー

私は、23年間にわたり障がい福祉の現場に携わってきました。
 その中で一貫して大切にしてきたのは、
 利用者一人ひとりと向き合い、その人に合った支援を考え続けることです。

重度知的障がいと自閉症スペクトラムを併せ持つ成人の方々の支援を通して、
 私は「支援の正解は一つではない」ということを学びました。
 理解の難しさや発達の凸凹、強いこだわりがある中で、
 一般的な支援方法がうまく機能しない場面も多くあります。

だからこそ私は、
 「できない理由」を探すのではなく、
 「どうすればできるか」を考える支援
を大切にしてきました。

活動時間や環境の整え方を見直すことで集中しやすくなったり、
 順序や関わり方を工夫することで不安が軽減されたりする。
 小さな変化でも、その方の表情や行動が変わる瞬間に、
 支援の力を強く実感してきました。

また、支援は一人でおこなうものではなく、
 チームで支えることが何より重要だと考えています。
職員一人ひとりの得意・不得意を尊重し、
無理なく力を発揮できる環境を整えることが、
結果として利用者への安定した支援につながります。
「みんなで支え合える仕組み」をつくること。
その積み重ねが、安心できる現場を生み出すと信じています。

これからも私は、
 これまで培ってきた経験と現場での気づきを活かしながら、
 利用者一人ひとりの可能性を信じ、
 その人らしい生活や生き方につながる支援を続けていきたいと考えています。

相手を知り、寄り添い、共に歩む。
その姿勢を大切に、これからも支援に向き合ってまいります。